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60代の再就職で対象になるサービスの数と、その数の読み方

公開日 読了の目安 8

この記事の要点

  • 条件の上では、60歳で127件、65歳で124件、70歳でも123件が対象になります。数だけを見ると多く残ります。
  • ただしこの数は、年齢を書いていないサービスを含みます。上限を明示していて60歳以上まで含むのは4件だけでした。
  • ミドル・シニアを対象にしていると記録している14件のうち、60歳が対象に入るのは8件です。65歳でも同じ8件になります。
  • 当サイトのデータでは、60代を明示して迎える設計のサービスを確認できていません。この点は正直に書いておきます。
  • 民間のサービスより先に、公的な窓口を見るほうが現実的な場面があります。数の少なさがその理由になります。
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数字をそのまま受け取らない

まず数え、そのあとで読み方を書きます。以下は2026年8月時点で掲載している201件を数えたものです。

条件の上では127件が残る

年齢ごとに、条件の上で対象になるサービスの数を数えました。60歳では127件、62歳では126件、65歳では124件、68歳でも124件、70歳では123件です。

25歳の201件と比べて減ってはいますが、6割以上が残る計算になります。この数字だけを見ると、60代でも選択肢は十分にあるように読めます。

しかし、この読み方は誤りに近くなります。次の節でその理由を書きます。

127件の中身は「書いていない」が大半

当サイトが年齢の条件として記録しているのは、公式サイトに書かれている値だけです。上限も下限も書いていないサービスは115件あり、この115件はどの年齢でも対象として数えられます。この数え方そのものは転職エージェントの年齢制限と、対象が変わる仕組みにまとめています。

60歳が対象になる127件のうち、上限を明示しているのは4件だけでした。値は60歳、63歳、64歳、69歳が1件ずつです。65歳では1件、70歳では0件になります。

つまり127件という数字は、「60代を受け入れると書いている127件」ではありません。「60代を断ると書いていない127件」です。この2つは違います。書いていないことと、設けていないことは、外からは区別できません。

明示している側は8件

対象とする層としてミドル・シニアを記録しているサービスは14件です。このうち60歳が条件の上で対象に入るのは8件でした。65歳でも8件です。

14件のうち6件は、上限が49歳や56歳や59歳に置かれているため、60歳では外れます。層としてミドル・シニアを掲げていても、対象の年齢が60代まで届いているとは限りません。

当サイトの掲載範囲では、60代を明示して迎える設計のサービスを確認できていません。これは存在しないという意味ではなく、当サイトが確認できていないという意味になります。掲載数は市場の全体ではなく、条件を確認できた範囲の数です。

下の表は、年齢の条件が違う3件を並べたものです。対応年齢の行に上限が書かれているかどうかが、この記事の中心になります。

項目TechGo(テックゴー)株式会社MyVisionAXIS Agent(アクシスコンサルティング)アクシスコンサルティング株式会社コンコードエグゼクティブグループ株式会社コンコードエグゼクティブグループ
対応年齢制限なし制限なし22歳〜54歳
対応地域全国全国全国
進め方担当者と面談担当者と面談企業からの声かけ
就業状況の条件学生は対象外制限なし制限なし
公式サイト公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ

何が答えられないのか

この記事で書けないことを先に挙げておきます。

求人があるかどうかは書けない

当サイトが持っているのは、サービスが公表している条件です。そのサービスが60代向けの募集をどれだけ扱っているかは記録していません。条件に残ることと、紹介できる求人が手元にあることは別になります。

登録できても紹介が来ない、という状態は起こり得ます。条件で外れたのではなく、在庫と噛み合っていない形です。ここは面談で尋ねるしかありません。

選考で年齢がどう見られるかも書けない

募集や採用で年齢を理由に対象を狭めることは、労働施策総合推進法により原則として禁じられています。例外は限られていて、定年の年齢を上限とする場合などが該当します。

このため求人票からは年齢の壁が見えません。実際に選考でどう見られているかは、基準を公開している企業が少ないため外からは確かめられません。断定できない領域として扱ってください。

数の裏づけがない助言は書かない

「60代でも大丈夫」とも「60代は無理」とも書けません。当サイトのデータから言えるのは、上限を明示して60歳以上まで含むのが4件で、層を明示して60歳が対象なのが8件、という2つの数字までです。

この2つの数字が小さいことは事実です。そこから先の判断は、次の節の経路と併せて自分で決めることになります。

自分が対象のサービスだけを見る

4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。記事で挙げた条件を、自分の場合に当てはめて確かめられます。

自分が対象か調べる

民間より先に見る経路

数が少ない領域では、順番を変えるほうが早く進みます。

公的な窓口

ハローワークには高齢者向けの相談窓口が置かれています。地域の求人を扱っていて、紹介手数料が発生しないため、採用にかける費用を抑えたい企業の募集が集まります。年齢を理由に窓口で断られることもありません。

シルバー人材センターは、市区町村の区域ごとに置かれている団体です。おおむね60歳以上を対象に、地域の仕事を紹介する仕組みになっています。雇用ではなく請負や委任の形が中心で、働く時間も短めに設計されています。

自治体が運営する就労支援の窓口もあります。対象を絞った窓口があり、当てはまれば手厚く見てもらえます。民間の事業者とは別の立場から助言が来るため、両方を使うと見え方が立体になります。

いまの勤め先の制度

定年のあとに継続して働く制度が用意されている場合があります。条件が下がることはありますが、探す手間と収入が途切れる期間はありません。

制度の有無と条件は、就業規則か人事の窓口で確かめられます。外へ出る前に、ここを見ておくほうが比較の土台ができます。

知人からの紹介

働いている人から直接聞けるため、入ってから知る話が減ります。年齢の条件が公表されていない領域では、この経路の確かさが相対的に上がります。

断りにくくなるという弱みはあるため、話を聞く段階で「話を聞くだけ」と伝えておくと後が楽になります。

民間のサービスを使う場合

数が少ないなりに、確かめる項目はあります。

上限が書かれているかを見る

条件の欄に上限が書かれていれば、その数字で判定されます。書かれていなければ、面談まで進まないと分かりません。時間を使わずに確かめたいなら、上限を明示していて自分の年齢を含む側から見るほうが確実に進みます。

50歳以上を対象に含む144件は条件別の一覧で見られます。ミドル・シニアを対象にする14件も一覧で並べられます。この2つを重ねた8件が、明示のある側になります。

4問の診断なら年齢と勤務地と就業状況で残る数がその場で出ます。何の条件で何件落ちたかも出るので、年齢で落ちているのかどうかを切り分けられます。

種別を確かめる

掲載している201件のうち19件は求人を紹介しません。経歴を登録して企業からの連絡を待つ形が7件、キャリアの相談だけを行う形が3件などが含まれます。

待つ形の7件は年齢の条件を設けていませんが、経歴を見た企業から連絡が来るかどうかは別です。応募先がほしい段階では、担当者が求人を持ってくる形を主にしてください。種別の違いは転職エージェントを使わない方がいい人と、その理由にまとめています。

働き方の条件を先に決める

週に何日働くか、1日に何時間か、通勤にどれだけかけられるかを先に決めてください。この3つが決まっていると、公的な窓口でも民間でも話が速く進みます。

年収を維持することが目的なのか、働く時間を減らすことが目的なのかでも、見る先が変わります。50代からの続きとして条件を整理するなら50代で求人が少ないと感じる理由を数から分けるを先に見てください。

下のカードは、年齢の上限も下限も設けていない1件です。ただし前述のとおり、条件を設けていないことと60代を迎える設計であることは別になります。

AXIS Agent(アクシスコンサルティング)

アクシスコンサルティング株式会社

対応年齢
制限なし
対応地域
全国

こんな人に向いています

  • 在職中でも相談したい人
  • 専門性を活かして年収を上げたい人

よくある質問

08 / START

000サービスから、あなたが対象のものだけを

4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。

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