新卒の就職エージェントを使うかどうかの判断材料
就職情報サイトが自分で探す形なのに対し、エージェントは担当者が紹介します。新卒・学生を対象にしていると記録しているサービスは掲載201件のうち37件で、学生を対象外にしているものは15件あります。
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制度と実務の両方で違いが出ます。
新卒の採用は、卒業の時期に合わせて一括で行われます。説明会、選考、内定の時期がおおむね揃っていて、学校の窓口や同級生から情報が入ります。既卒はこの流れの外にいるため、自分で経路を作ることになります。
相談する相手がいない状態が続くのは、実務よりも精神的な負担になります。同級生はすでに働いていて、進み具合を比べる相手もいません。ここを埋める相手として、就職の支援を行うサービスが選ばれます。
一方、時期に縛られない利点もあります。通年で採用している企業に、自分の準備ができた時点で応募できます。急いで決める必要がないなら、この自由度は使えます。
卒業から3年以内の既卒者を新卒の枠で受け付ける企業があります。国の指針でそうした扱いが求められている経緯があり、募集要項に明記している企業もあります。
この場合、新卒向けの選考に乗れます。既卒向けの求人だけを見ていると、この枠を取りこぼします。募集要項の対象の欄を確かめて、両方を見る形にしてください。
3年を越えると、中途採用の枠で見られることが多くなります。この段階では、経験の有無が判断の中心になります。
学生を対象外にしているサービスは15件あります。以下の件数は2026年8月時点で掲載している201件を数えたものです。卒業していることが、条件を満たす側に働く場面があります。
年齢の条件も別にあります。年齢ごとに条件の上で対象になる数を見ると、22歳では187件、25歳では201件すべてが該当します。若い側で減るのは、社会人経験を前提に下限を設けているサービスがあるためです。
年齢と就業の状況は別々の条件として扱われます。年齢が要件を満たしていても、就業の状況で外れることはあります。詳しくは転職エージェントの年齢制限と、対象が変わる仕組みにまとめています。
下の表は、対象にしている層が違う3件を並べたものです。対応年齢の行を見比べると、同じ支援でも対象が違うことが分かります。
数字から見当を付けてください。
当サイトでは、対象とする層を記録しています。未経験・フリーターを対象にしていると記録しているサービスは28件でした。新卒・学生が37件、20代・第二新卒が28件です。
未経験からの応募を受け入れると公式サイトで明示しているサービスは34件あります。こちらは対象の層ではなく、支援の内容として記録している項目です。両方を見ると、既卒の応募を想定しているかの見当が付きます。
書いていないことは、受け入れないという意味ではありません。ただし明示している側は、その前提で体制を組んでいる可能性が高くなります。
研修や学習の支援があると公式サイトで明示しているサービスは28件です。職種の経験が無い状態から入る場合、入職の前に学ぶ形と、入職後に資格を取る形の2通りがあります。
どちらを想定しているかで、拘束される時間が変わります。費用の負担が発生する形もあるため、無料かどうかは登録の前に確かめてください。掲載している199件のうち185件が無料で、5件は求職者が費用を負担します。
費用を負担する5件は、キャリアの相談やスクールに集中しています。求人の紹介を事業にしていないため、応募先が出てこない点は前提にしてください。
掲載している201件のうち19件は求人を紹介しません。経歴を登録して企業からの連絡を待つ形が7件、キャリアの相談だけを行う形が3件などが含まれます。
「既卒向け」と紹介されているサービスが、この19件のどれかである場合があります。待っても紹介は来ないため、種別の欄を先に見てください。種別の違いは転職エージェントを使わない方がいい人と、その理由にまとめています。
聞かれることは決まっています。
卒業してから就職していない期間について、何をしていたかは聞かれます。資格の勉強、家庭の事情、就職活動の継続など、事実を述べれば足ります。うまく飾る必要はありません。
説明しにくいと感じる場合でも、事実を変えて伝えないでください。書類の作成や企業への推薦の段階で食い違いが出ます。紹介の前提が崩れると、そこから先が進まなくなります。
同じ内容でも、次に何をしたいかにつなげると受け取られ方が変わります。過去の説明で止めず、そこから先の話まで用意しておいてください。
新卒の時期に活動していたなら、その経験は材料になります。どんな業界を見たか、なぜ決まらなかったか、そこから何を考え直したかは、話す内容になります。
活動していなかった場合も、その理由を述べれば足ります。事実を淡々と伝えるほうが、取り繕うより印象が安定します。
職務経歴が無い状態では、何を書けばよいか分かりません。学生時代の活動、アルバイトでの役割、学んだ内容から、伝わる形に組み立てることになります。
無料で相談できる経路は3つあり、職務経歴書の添削を無料で受けられる経路と、その使い分けにまとめています。完成させてから見せる必要はありません。
1つの経路に絞らないでください。
卒業から3年以内なら、新卒の枠で応募できる企業があります。既卒向けのサービスだけを見ていると、この枠を取りこぼします。募集要項の対象の欄を確かめてください。
新卒・学生を対象にしていると記録しているサービスは37件です。ただし学生を対象外にしているサービスも15件あり、卒業の有無で扱いが分かれます。登録の前に、どちらの層を対象にしているかを確かめてください。
新卒応援ハローワークや、自治体が運営する若年層向けの窓口があります。地域の求人を扱っていて、紹介手数料が発生しないため、採用にかける費用を抑えたい企業の募集が集まります。
民間の事業者とは別の立場から助言が来ます。特定の求人へ紹介する動機が働かないぶん、押し出しの弱い意見が返ってくる場合もあります。両方を使うと、見え方が立体になります。
対応年齢、対応地域、就業の状況の3つで、対象になるサービスはかなり絞れます。掲載している201件のうち78件が年齢の上限を設けていて、48件が対応地域を都道府県で限っています。
条件別の一覧で対応年齢と対応地域から絞り込めますし、診断なら4問で同じ絞り込みができます。残った数が少なければ、その数件を丁寧に見るほうが早く進みます。
下のカードは、既卒を対象にしている1件です。対応年齢の欄が狭いサービスは、その範囲に入る人には濃い支援が期待できます。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。