新卒の就職エージェントを使うかどうかの判断材料
就職情報サイトが自分で探す形なのに対し、エージェントは担当者が紹介します。新卒・学生を対象にしていると記録しているサービスは掲載201件のうち37件で、学生を対象外にしているものは15件あります。
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「登録したのに求人が来ない」は、多くの場合ここから来ます。
多くの転職サービスは、職務の経歴があることを前提に組み立てられています。何をしてきたかを聞き、その経験に合う求人を紹介する形です。職歴が無い、あるいはアルバイトの経験だけという状態では、この型が働きません。
紹介できる求人が手元に無ければ、連絡は止まります。担当者の姿勢の問題ではなく、扱っている在庫と噛み合っていないという構造の話になります。
見分けるには、対象としている層を確かめてください。当サイトでは、対象とする層を記録しています。未経験・フリーターを対象にしていると記録しているサービスは28件でした。以下の件数は2026年8月時点で掲載している201件を数えたものです。
年齢ごとに条件の上で対象になる数を見ると、18歳では157件、20歳では176件、22歳では187件が該当します。25歳では201件すべてが対象になります。
若い側で減るのは、社会人経験を前提に下限を設けているサービスがあるためです。年齢の下限を設けているサービスは61件で、多いのは18歳、20歳、22歳あたりになります。22歳は大学を出た年齢に合わせた区切りです。
学生を対象外にしているサービスは15件あります。年齢が要件を満たしていても、いま学生であればこの15件からは外れます。年齢と就業の状況は別々の条件として扱われるため、両方を見る必要があります。詳しくは転職エージェントの年齢制限と、対象が変わる仕組みにまとめています。
掲載している201件のうち19件は求人を紹介しません。経歴を登録して企業からの連絡を待つ形が7件、キャリアの相談だけを行う形が3件などが含まれます。
経歴を登録して待つ形では、職歴が薄いと企業から見つけてもらいにくくなります。フリーターから正社員を目指す段階では、担当者が求人を持ってくる形のほうが噛み合います。種別の違いは転職エージェントを使わない方がいい人と、その理由にまとめています。
下の表は、対象にしている層が違う3件を並べたものです。対応年齢と対応地域の行を見比べると、条件の広さが違うことが分かります。
条件で絞ったあと、この3つを確かめてください。
当サイトでは、公式サイトが明示している支援の内容を7つの項目で記録しています。未経験からの応募を受け入れると明示しているサービスは34件でした。
この項目は「未経験を受け入れるサービス」ではなく「公式サイトで明示しているサービス」を表します。書いていないことは、受け入れないという意味ではありません。ただし明示している側は、その前提で求人を集めている可能性が高くなります。
対象の層として未経験・フリーターを記録している28件と併せて見ると、より確かな見当が付きます。両方に当てはまるサービスから見るのが早く進みます。
研修や学習の支援があると明示しているサービスは28件です。職種の経験が無い状態から入る場合、入職の前に学ぶ形と、入職後に資格を取る形の2通りがあります。
どちらを想定しているかで、拘束される時間が変わります。入職前に学ぶ形では、その期間の収入をどうするかを考える必要があります。入職後に資格を取る形なら、働きながら進められます。
費用の負担が発生する形もあります。掲載している199件のうち185件が無料で、5件は求職者が費用を負担します。費用がかかる5件はキャリアの相談やスクールに集中していて、求人の紹介を事業にしていません。無料かどうかは登録の前に確かめてください。
就業したあとの支援があると明示しているサービスは27件です。初めて正社員として働く場合、入ってからの噛み合わせで辞めることになる可能性があります。
早期に離職すると、支払われた手数料の一部が企業へ返る取り決めが置かれていることがあります。この仕組みがあるため、事業者には定着まで見る動機が働きます。入社後の相談に応じる体制を持つのは、これが背景にあります。
1年以内に辞めると、次の応募での説明が難しくなります。入る前に内情を確かめられる相手のほうが、結果として安全に進みます。
どの職種を狙うかで、選べるサービスの数が変わります。
掲載している分野の中では、IT・エンジニアが31件と最も多くなります。介護・福祉が9件、建設・施工管理と物流・ドライバーがそれぞれ6件です。これらの分野では、未経験からの入職を前提にした支援が組まれていることが多くなります。
人手が足りないと言われる分野ほど、未経験の受け入れは広くなります。資格の取得まで見据えた提案を受けられる場合もあり、入職後に資格を取って待遇を上げる道筋が用意されていることがあります。
一方、経験を前提にする分野では、未経験から入る余地が狭くなります。コンサル・金融は32件と数は多いものの、経験や学歴で絞られる場面が増えます。分野ごとの内訳は職種別に転職エージェントを選ぶときの判断材料にまとめています。
職種を決めずに登録すると、紹介される求人がばらけます。何を紹介されても判断できない状態になり、決めるまでの時間が延びます。
先に分野を1つか2つに絞ると、その分野を扱うサービスから選べます。分野の掲載数が少ない場合は、職種を限らない総合型を併せて持つほうが選択肢が残ります。総合型は72件あります。
決められない場合は、決められないと伝えて構いません。分野を一緒に考える形で面談を組む事業者もあります。
職歴が無いわけではありません。アルバイトで担当した業務、任された範囲、続けた期間は書ける材料になります。同じ職場で長く続けたなら、その事実自体が説明になります。
接客であれば人と話す仕事に、在庫の管理であれば数字を扱う仕事に、つながる部分があります。何をしてきたかを並べたうえで、どこが持ち運べるかを一緒に整理する相手がいると精度が上がります。
書き方の相談先は職務経歴書の添削を無料で受けられる経路と、その使い分けにまとめています。無料で受けられる経路が3つあります。
急がずに順番を守ってください。
年齢、勤務地、就業の状況の3つで、対象になるサービスはかなり絞れます。掲載している201件のうち78件が年齢の上限を設けていて、48件が対応地域を都道府県で限っています。
条件別の一覧で対応年齢と対応地域から絞り込めますし、診断なら4問で同じ絞り込みができます。条件から外れているサービスは、対象の層が合っていても紹介を受けられません。
ハローワークには、若年層向けの窓口があります。地域の求人を扱っていて、紹介手数料が発生しないため、採用にかける費用を抑えたい企業の募集が集まります。
自治体が運営する就労支援の窓口もあります。対象を絞った窓口があり、当てはまれば手厚く見てもらえます。民間の事業者とは別の立場から助言が来るため、両方を使うと見え方が立体になります。
早く決まることと、続けられることは別です。研修が用意されている、就業後の支援があるといった条件は、入ってからの定着に関わります。
1年以内に辞めると、次の応募での説明が難しくなります。入る前に確かめられることは確かめてください。
下のカードは、未経験からの入職を前提にした支援を明示している1件です。対応年齢と対応地域の欄が狭いサービスは、その範囲に入る人には濃い支援が期待できます。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。