転職エージェントを比較するときの5つの軸
比較記事を読んでも決まらないのは、優劣で並べているためです。比べられるのは対応年齢・対応地域・種別・費用・許可の5つで、いずれも登録の前に確かめられます。掲載201件を数えた結果から、決める順番を整理しました。
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数えた結果から見てください。以下は2026年8月時点で掲載している201件を数えたものです。
当サイトで業務委託の案件を紹介する形と記録しているサービスは7件です。このうち、報酬から差し引かれる割合を公式サイトで公表しているのは1件でした。
Midworksは、報酬から差し引かれる割合を各種の保障を含めて実質10%から15%と公表しています。公表したのは運営会社です。残る6件については、当サイトが確認できた範囲で率の記載がありません。
公表していないことは、不当な率であることを意味しません。案件や契約によって変わるため、一律の数字を出しにくいという事情もあります。ただし、公表されていない以上、外から比べる材料がないというのは事実です。
7件のうち複数が「登録と利用は無料」と明示しています。レバテックフリーランスは利用料金が一切かからないと公式に明示していて、PE-BANKは会員の登録と利用が無料、Anycrewは登録と利用が無料、ギークスジョブは登録と利用に費用がかからないと書いています。
これらは、求職者から利用料を取らないという意味です。案件の報酬から仲介の取り分が差し引かれるかどうかとは、別の話になります。無料と書かれているから手数料が発生しない、とは読めません。
雇用の紹介では、求職者から手数料を受け取ることが職業安定法で原則として禁じられています。業務委託の仲介はこの枠組みとは別に扱われる場合があり、費用の構造も変わります。制度の側から見た説明は転職エージェントが無料である理由と、その構造が生むものにまとめています。
業務委託の7件のうち、6件はIT・エンジニアの分野を扱います。残る1件は会計・管理部門の分野です。ゲーム・エンタメやコンサル・金融を併せて扱うものもあります。
つまり手数料の比較は、事実上IT・エンジニアの領域の話になります。ほかの職種で業務委託の案件を探す場合、掲載している範囲では窓口が限られます。同じ分野を雇用の側で比べる場合はレバテックキャリアとGeeklyの条件を並べるにまとめています。
実務経験を必須としているのは7件のうち3件です。掲載している201件では15件が実務経験を必須としていて、そのうち9件がIT・エンジニアの分野に集まります。
下の表は、業務委託を扱う2件と正社員の紹介を扱う1件を並べたものです。表頭のラベルが、登録したあとに何が起きるかを示します。
比べる材料が無いなら、作るしかありません。
尋ねる形は1つで足ります。この案件で企業が支払う額はいくらで、そのうち手元に入るのはいくらかです。差が仲介の取り分になります。
答えられない事業者は珍しくありません。ただし、答えられるかどうか自体が判断の材料になります。同じ質問を2社にすれば、開示の姿勢の差が見えます。
構造も併せて聞いてください。企業と直接契約しているのか、間に何社入るのかです。経由が増えるほど、企業の支払う額と手元に入る額の差は開きます。
率だけを比べると、含まれるものを見落とします。Midworksが公表している10%から15%という数字には、各種の保障が含まれると明示されています。
保障の内容は事業者によって変わります。案件が切れた期間の補償、健康診断の費用、学習の支援などが含まれる場合があります。率が低くても含まれるものが無ければ、手取りの意味が変わります。
比べるなら、率と含まれるものを1つの表にしてください。率だけを横に並べても、同じものを比べていることになりません。
作業をした月の報酬が、いつ支払われるかを確かめてください。月末締めの翌月末払いなら最短でも1か月、翌々月払いなら2か月の間隔になります。
参画の直後は、収入が入るまでの期間を持ちこたえる必要があります。会社を辞めてから始める場合、この期間と案件が決まるまでの期間の両方が重なります。
支払いを早める仕組みを用意しているサービスもあります。手数料がかかる場合があるため、条件を読んでください。
率が公表されていない以上、ほかの項目の重みが上がります。
7件のうち、年齢の上限を設けているのは3件です。値は49歳が2件、64歳が1件で、下限を設けているものも3件あります。掲載している201件では78件が上限を設けているので、この分野は全体より条件が緩い側になります。
対応地域を都道府県で限っているのは7件のうち1件で、13都府県を対象にしています。残る6件は地域を限っていません。
条件で外れると、手数料を比べる以前の話になります。条件別の一覧で対応年齢と対応地域から絞り込めますし、4問の診断なら年齢と勤務地と就業状況で残る数がその場で出ます。
ギークスジョブは、登録エンジニア23,000名と利用者の平均年収892万円を公表しています。時点は2023年3月で、公表したのは運営会社のギークスです。PE-BANKは常時5万件超の案件を公表していて、公表したのはPE-BANK、時点は確認できていません。
平均年収は、その事業者を利用した人の平均です。案件の単価がそのまま自分に当てはまるという意味ではありません。時点が3年前の数字である点も、読むときに置いておいてください。
業務委託では、労働時間の管理も有給休暇も社会保険も自分で手当てすることになります。契約が切れれば収入は止まります。手数料の率を比べる前に、この形で進めるかどうかを決めてください。
比べる項目の全体はフリーランスエンジニアの案件紹介サービスを比べる基準にまとめています。単価だけでは判断にならず、契約の期間、稼働の日数、支払いの時期、更新の条件まで含めて比べることになります。
雇用の側で探す場合、IT・エンジニアの分野を扱う31件が母数になります。比べる軸そのものの整理は転職エージェントを比較するときの5つの軸にまとめています。
下のカードは、報酬から差し引かれる割合を公表している1件です。数字を出しているサービスは、その分だけ確かめる手間が減ります。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。