フリーランスエージェントの手数料を比べる方法
業務委託の案件を紹介する7件のうち、報酬から差し引かれる割合を公表しているのは1件だけです。「登録は無料」と手数料は別の話になります。何が公表されていて何が公表されていないかを分けて整理しました。
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読んでも決まらないのには、共通する構造があります。
「おすすめ10選」の並びは、読む人の条件を知らないまま作られています。1位のサービスが自分を対象にしているとは限らず、条件から外れていれば順位は関係ありません。
順位を付けるには基準が要ります。求人数、満足度、知名度のどれを使っても、自分の条件に合う求人があるかどうかは表しません。当サイトが並び順を収益で変えないと並び順と広告の扱いで明示しているのも、順位そのものが判断の材料になりにくいためです。
比べる作業を、順位を読むことから条件を照合することに置き換えると、残る数が減ります。減った先で迷うなら、そこで初めて評判を見る順番になります。
数え方は各社が決めていて、公開している数と非公開の数の扱いも揃っていません。同じ求人が複数のサービスに載っていることもあります。総数の大小からは、自分の条件に合う求人が何件あるかを読み取れません。
公表されている数字を使う場合は、誰がいつ出した数字かまで見てください。当サイトでは公表値に主体と時点を添えて載せています。時点が確認できないものは、その旨を書いています。
担当者を指名する仕組みは、ほとんどのサービスにありません。登録した経歴や希望する業界をもとに社内で割り振られるため、書いた人と自分では担当者が変わります。サービス単位の評価が割れるのは、この構造から来ています。
当サイトは口コミを収集していません。集めても、担当者の違いを分離できないためです。比べる材料としては、公表されている条件のほうが確かめやすくなります。
以下の件数は、2026年8月時点で掲載している201件を数えたものです。
年齢の上限を設けているサービスは78件、下限を設けているサービスは61件でした。上限も下限も設けていないサービスは115件あり、半数を超えます。
上限の値は29歳・49歳・59歳に集まっていて、それぞれ13件・22件・12件です。この3つの数字をまたぐと、対象になるサービスの顔ぶれが入れ替わります。年齢ごとに数えると、25歳では201件すべてが対象になり、40歳で174件、50歳で144件、65歳で124件と推移します。
条件を書いていないことと、年齢を見ていないことは違います。外から確かめられるのは書かれている条件だけなので、この記事で数えているのも書かれている条件になります。
対応地域を都道府県で限っているサービスは48件で、残る153件は地域を限っていません。地域限定の48件が対象にしている県は26県にとどまり、残る21県にはその県を明示して対象にしているサービスがありません。
東京で対象になるのは197件、大阪で187件、北海道で160件です。差は最大で37件で、条件の上では地方でも8割程度が残ります。
「全国対応」と書かれていることと、その地域の求人を扱っていることは別です。ここは条件の欄からは読み取れないため、面談で聞くことになります。
登録したあとに何が起きるかは、種別で決まります。当サイトでは9つに分けて記録していて、担当者と面談して求人の紹介を受ける形が158件、求人を並べる求人検索メディアが17件、経歴を登録して待つスカウトが7件、業務委託の案件紹介が7件と続きます。
201件のうち19件は求人を紹介しません。この19件を「転職エージェント」として比べても、求人が出てくるかどうかで結論が変わります。比べる前に、同じ土俵にいるかを確かめてください。
分野の広さも種別と併せて見る軸になります。職種を限らない総合型は72件で、残りは分野を絞った特化型です。分野ごとの数はコンサル・金融の32件からIT・エンジニアの31件、営業職の2件まで開きがあります。
掲載している199件のうち185件が無料で、5件は求職者が費用を負担します。費用の扱いを確認できていないものが5件、福利厚生として提供されるものが4件です。
無料の理由は事業者の裁量ではありません。求職者から手数料を受け取ることは職業安定法で原則として禁じられていて、費用は採用が決まった企業が払う構造になっています。同じ「転職支援」でも、求人の紹介を事業にしていないサービスでは求職者が費用を負担する形が成立します。
求人を紹介する事業者には、有料職業紹介の許可番号があります。掲載している201件を運営する137社のうち、番号を確認できたのは100社でした。24社は確認できておらず、13社は求人を紹介しないため許可の対象になりません。
番号が無いこと自体は問題を意味しません。何をする事業者なのかを知る手がかりとして使ってください。読み方と確かめ方は有料職業紹介の許可番号を自分で確かめる方法にまとめています。
下の表は、5つの軸のうち対応地域と分野が違う3件を並べたものです。優劣ではなく、対象が違うことが読み取れます。
同時に見ようとすると決まりません。落とせる順に並べてください。
年齢と地域は機械的に判定できます。ここで外れる相手は、どれだけ評判が良くても紹介を受けられません。最初に落とすのがこの2つになります。
条件別の一覧で対応年齢と対応地域から絞り込めますし、4問の診断なら年齢と勤務地と就業状況で残る数がその場で出ます。何の条件で何件落ちたかも出るので、動かす余地がどこにあるかも同時に分かります。
残った数が数件なら、その数件を丁寧に見るほうが早く進みます。数を打つより、合う相手と深く話すほうが結果は安定します。
条件が合っていても、求人が出てこない形があります。登録の目的が求人の紹介なら、紹介を行わない19件はここで落ちます。
費用の負担も同じ段階で見ます。無料と有料は優劣ではなく、目的の違いです。求人の紹介を期待して費用を払うと、期待は満たされません。
自分の職種を扱っているかを見ます。分野の掲載数が30件前後ある領域なら特化型の中で比べられますし、数件しかない領域では総合型を併せて持つほうが選択肢が残ります。
職種を変える場合は総合型のほうが噛み合います。特化型は移る先の分野を前提に話が組まれるため、いまの経験の説明を自分で考えることになります。
ここから先は、登録してみないと分からない領域になります。
最初の面談で、自分の条件でいま紹介できる求人がどれくらいあるかを尋ねてください。数が極端に少ない、あるいは答えが曖昧なら、そのサービスに時間をかける理由は薄くなります。
条件をどこか緩めれば出てくるのかも合わせて聞くと、次の判断ができます。2社に同じ質問をすれば、答えの差がそのまま比較になります。
紹介された求人について、なぜこれなのかを尋ねてください。希望のどこに合っているのか、合っていない部分をどう見ているのかを説明できるかで、仕事の質が見えます。
答えが「いま募集が出ているので」だけなら、在庫から出しただけの可能性があります。合わない点を隠さずに言う相手のほうが、結果として信用できます。
当サイトでは、公式サイトが明示している支援の内容を7つの項目で記録しています。未経験からの応募を受け入れると明示しているのが34件、研修や学習の支援が28件、企業や現場を知る立場から選ぶが27件、ハイクラス・専門職に絞るが26件です。
就業したあとの支援が21件、面談に時間をかけるが20件、年収や条件の交渉を代行するが14件と続きます。7項目のいずれも明示していないサービスは91件で、半数近くを占めます。書いていないことは無いという意味ではありませんが、明示している側は準備がある可能性が高くなります。
下のカードは、対応地域を全国とし、年齢の条件も設けていない1件です。条件が広いサービスは、条件では外れにくくなります。
比べ終えたら、使うかどうかそのものを決める場面が来ます。
応募先が決まっている、自分の速度で進めたい、条件から外れているという場合、使わない判断に理由があります。比べる作業は、使うと決めたあとの手順です。使うかどうかから考えるなら転職エージェントを使わない方がいい人と、その理由を先に読んでください。
この記事は「どれとどれを比べるか」を扱い、あちらは「そもそも使うか」を扱います。順番としては、あちらが先になります。
条件の違いが実際にどう出るかは、名前を出して並べたほうが早く伝わります。分野が同じで対応地域が違う組み合わせはリクルートエージェントとtype転職エージェントの条件を並べて比べる、分野そのものが違う組み合わせはレバテックキャリアとGeeklyの条件を並べて比べるにまとめています。
費用の軸だけが前に出る領域もあります。業務委託の案件紹介では手数料の扱いが中心になり、そこはフリーランスエージェントの手数料を比べるときに見るところで扱っています。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。