転職エージェントを選ぶ基準を、決める順番から整理する
評判から入ると判断が遠回りになります。条件、種別、扱う分野、担当者の順で見ると絞れます。掲載201件のうち78件が年齢の上限を、48件が対応地域を設けており、条件で外れる分は先に落とせます。
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普通の派遣とも、直接の応募とも違う形です。順番に押さえてください。
紹介予定派遣では、まず派遣社員としてその職場で働き始めます。期間は最長で6か月と定められていて、それより短い設定もあります。この期間は、企業と働く側の双方が相手を見るための時間になります。
期間中の雇用契約は、派遣会社との間にあります。給与は派遣会社から支払われ、有給休暇の付与も派遣会社が行います。働く場所は派遣先ですが、雇い主は別のところにあるという構造は、通常の派遣と同じです。
期間が終わる前に、直接雇用へ切り替えるかどうかの意思確認が行われます。ここで双方が合意すれば、次の月から派遣先の社員になります。合意しなければ、そこで契約は終わります。
通常の派遣では、派遣先が働く人を選ぶ行為は原則として認められていません。紹介予定派遣は例外にあたり、就業の前に書類選考と面接を行えます。将来の直接雇用を前提にしているためです。
働く側から見ると、始める前に選考を通る必要があります。登録して条件が合えばすぐ就業できる通常の派遣と比べると、始まるまでに時間と手間がかかります。書類の準備も要ります。
面接があることは、悪いことばかりではありません。職場の様子や仕事の中身を先に聞けるため、入ってからの食い違いは減ります。こちらからも質問できる場になります。
紹介予定派遣を扱うには、労働者派遣と有料職業紹介の両方の許可が必要になります。派遣として働かせる部分と、直接雇用へつなぐ部分で、それぞれ別の制度が関わるためです。
会社概要に2つの番号が並んでいれば、両方を扱う事業者だと分かります。有料職業紹介は「13-ユ-313841」のように中央に「ユ」が入り、労働者派遣は「派13-315859」のような形になります。確かめ方は有料職業紹介の許可番号を自分で確かめる方法にまとめています。
当サイトが掲載している201件を運営する137社のうち、有料職業紹介の許可番号を確認できたのは100社でした。派遣の許可まで含めて確認できているとは限らないため、紹介予定派遣を扱うかどうかは各社の説明で確かめてください。
下の表は、派遣を扱う形の3件を並べたものです。対応年齢と対応地域の行を見比べると、扱う範囲が違うことが分かります。
利点の裏返しとして、決まった弱みが出てきます。
期間が終わっても切り替わらない場合があります。企業側が見送る判断をすることもあれば、働いてみて合わないと感じて自分から辞退することもあります。どちらの側からも断れる形になっているためです。
見送られた場合、その職場での就業はそこで終わります。次を探す作業が改めて始まるため、6か月を使って振り出しに戻る可能性は勘定に入れてください。期間中に他の選択肢を完全に閉じてしまうと、断られたときの負担が大きくなります。
見送りの理由が説明されるとは限りません。派遣会社の担当者を通して伝わることが多く、詳細まで開示されない場合があります。納得のいく説明を求めたいなら、契約の前にその点を確かめておいてください。
直接雇用という言葉は、正社員だけを指すものではありません。契約社員での採用もあり、その場合は期間の定めが残ります。嘱託や準社員といった区分が用意されている企業もあります。
雇用の形は、切り替えの時点で提示されます。求人の説明に「正社員登用」と書かれていても、条件を満たした場合に限られることがあります。募集の段階で、切り替わったあとの雇用形態を確かめておいてください。
給与や賞与の条件も、切り替えの時点で決まります。派遣として働いていたときの時給から計算されるとは限らず、その企業の制度に沿った額になります。差が出る場合があるため、目安を先に聞いておくと安心して進められます。
紹介予定派遣の募集は、通常の派遣と比べて数が少なくなります。企業側にとっても手間と費用がかかる形で、採用の緊急度が高い場合には選ばれにくいためです。
掲載している201件のうち、派遣を扱う形は20件でした。以下の件数は2026年8月時点のものになります。この20件のすべてが紹介予定派遣を扱うわけではないため、実際に選べる窓口はさらに絞られます。
職種の偏りもあります。事務、介護、看護、薬剤師、クリエイティブといった分野に集まりやすく、それ以外の職種では見つかりにくくなります。希望する職種で案件があるかどうかは、登録の前に聞いてください。
種別ごとに登録したあと何が起きるかは転職エージェントを使わない方がいい人と、その理由にまとめています。派遣を扱う窓口かどうかも、そこで整理した種別の違いから見分けられます。
書類選考と面接があるぶん、就業までの期間が延びます。すぐに働き始めたい場合、この待ち時間は負担になります。収入を止めたくない状況では、通常の派遣のほうが噛み合います。
選考に落ちることもあります。落ちた場合、また別の案件を探し直すことになります。数が少ないため、次の案件が出てくるまで待つ場面も出てきます。
期間中に他の選考を進めるかどうかは、自分で決めることになります。並行して進めても差し支えありませんが、直接雇用の話が出た段階でどちらを取るかを決める必要が出てきます。
弱みを並べましたが、この形にしかできないこともあります。
求人票と面接だけでは、職場の実際は分かりません。人の雰囲気、仕事の進め方、繁忙の度合いは、働いてみないと見えない部分になります。6か月あれば、その多くは分かります。
入ってから合わないと気づいた場合、通常の直接雇用なら辞める判断になります。紹介予定派遣なら、切り替えないという選択で終われます。退職の経歴として残る重さが変わる点は、見落とされやすい利点になります。
企業側も同じ立場にいます。双方が見合う期間だと分かっていれば、こちらから質問することにも遠慮が要りません。聞きたいことは期間中に聞いてください。
未経験の職種へ移る場合、直接の応募では選考を通りにくいことがあります。紹介予定派遣なら、働いている実績を作ったうえで判断してもらえます。書類だけでは伝わらない部分を、仕事で示す形になります。
掲載しているサービスのうち、未経験からの応募を受け入れると公式サイトで明示しているのは34件です。この中には派遣を扱う事業者も含まれます。未経験で入る経路として、この形を候補に入れる価値はあります。
ただし、切り替わらない可能性は同じだけあります。実績を作れば通るという保証ではないため、期間の使い方は自分で設計してください。
離職の期間が長い場合、直接の応募では説明を求められる場面が増えます。紹介予定派遣なら、まず働き始めてから評価してもらう順番になります。
派遣会社の担当者が間に立つため、経歴の説明も一緒に整理してもらえます。就業したあとの支援があると公式サイトで明示しているサービスは、掲載しているうち27件です。1人で説明を組み立てるより負担が減ります。
期間中に働いた実績は、切り替わらなかった場合でも経歴として残ります。次の応募での説明材料になるため、無駄にはなりません。
契約の前に聞いておける項目があります。
正社員なのか契約社員なのかを、募集の段階で確かめてください。契約社員の場合、その先に正社員登用の道があるのかも聞いておくと判断しやすくなります。
給与と賞与の目安も同じです。派遣として働いていたときの時給とは別に決まるため、差が出る場合があります。切り替えの時点で提示されるものではありますが、範囲は事前に聞けます。
その事業者が扱った案件で、どれくらいが直接雇用に至っているかを尋ねてください。数字を公表している事業者は多くありませんが、傾向は聞けます。
答えが曖昧な場合、その案件がどれくらい本気で直接雇用を想定しているかを疑う材料になります。期間だけ働かせて終える運用が混ざっている可能性は、頭に置いておいてください。
派遣を扱うサービスにも、対応年齢や対応地域の条件があります。掲載している201件のうち78件が年齢の上限を設けていて、48件が対応地域を都道府県で限っています。
条件別の一覧で対応年齢と対応地域から絞り込めますし、診断なら4問で同じ絞り込みができます。条件が合う窓口を先に絞ってから、紹介予定派遣を扱うかを聞くほうが早く進みます。
下のカードは、派遣と求人検索の両方を扱う1件です。対応地域の欄に県名が並んでいるサービスは、その範囲の外には届きません。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。