有料職業紹介の許可番号を自分で確かめる方法
転職サービスの運営会社が有料職業紹介の許可を受けているかは、公式サイトと厚生労働省のサイトで確かめられます。番号の読み方と、許可が要らない種別の見分け方を、掲載201件を運営する137社を調べた結果とあわせて整理しました。
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企業と事業者のあいだの仕組みから説明できます。
人材紹介では、採用が決まった時点で企業が事業者へ成功報酬を払います。金額は採用した人の理論年収の3割前後が目安とされます。
同じ人が2つの経路から応募すると、企業から見て誰に払うのかが決まりません。事業者Aから推薦された人と、事業者Bから推薦された人が同一なら、どちらに支払うかを整理する必要が出てきます。
この整理が付くまで、選考は止まります。企業によっては、判断が付かないまま見送りになることもあります。応募した側に得はありません。
エージェント経由と、企業の採用ページからの直接応募が重なる場合も同じです。直接応募のほうが企業に費用がかからないため、企業側がそちらを選ぶ判断もあり得ます。
ただし選考の基準を公開している企業は少なく、どう扱われるかは外からは確かめられません。断定できない領域として扱ってください。
分かるのは、重なった時点で手続きが1つ増えるという点までです。時間がかかることは確かです。
企業の側では、応募の履歴が管理されます。同じ氏名と経歴の応募が別の経路から届けば、同一人物だと分かります。
隠して進めることはできません。紹介を受けた時点で企業名を控え、重なったら申告する形が最も手間が少なくなります。
下の表は、種別の違う3件を並べたものです。担当者が付く形では、応募が担当者を経由して企業へ渡ります。
やることは1つです。
紹介を受けた時点で企業名を控えておいてください。控えるのはメモで足ります。日付と企業名と、どのサービス経由かの3つがあれば追えます。
別のサービスから同じ企業が出てきたら、「その企業は他で紹介を受けています」と伝えるだけで済みます。担当者はそこで紹介を取り下げます。
自分で応募した企業も同じ台帳に載せてください。求人サイトから応募した先、採用ページから応募した先を分けて記録しておくと、抜けが出ません。事業者が許可を受けているかどうかも併せて見ておくと材料が増えます。確かめ方は有料職業紹介の許可番号を自分で確かめる方法にまとめています。
面談で他社の利用を聞かれるのは一般的です。禁止するためではなく、選考の重複を避けて進み方を把握するためになります。
サービス名まで答える義務はありません。「他にも登録しています」で足ります。一方、応募済みの企業名は伝えたほうが実利があります。重複を防ぐのは自分のためでもあるからです。
掛け持ちそのものは問題になりません。専属の契約を結ぶ仕組みがなく、利用規約に他社の併用を禁じる条項を置いているサービスも、掲載している範囲では確認していません。進め方は転職エージェントの掛け持ちで増えるものと減るものにまとめています。
紹介を受けたときに、その企業へ既に応募していないかを確かめる習慣を付けてください。応募したあとで気づくと、取り下げの手続きが要ります。
台帳を見る手間は数秒です。この数秒で、選考が止まる事態を防げます。
起きてしまった場合の手順です。
先に紹介を受けた側で進めるのが原則になります。企業側の記録もその順で残っているためです。
もう一方には、その企業は他で紹介を受けている旨を伝えてください。担当者はそこで紹介を取り下げます。理由を詳しく説明する必要はありません。
どうしても担当者を変えたい場合は、先の側に辞退を伝えたうえで一定の期間を置く形になりますが、その間に募集が閉じることもあります。担当者との相性で選ぶより、話が進んでいる側を優先するほうが結果は安定します。
直接応募と紹介が重なった場合、企業へ直接連絡する経路もあります。どちらで進めたいかを伝えると、企業側で整理してもらえる場合があります。
ただし企業が応じるかどうかは企業次第です。応じない場合、選考そのものが見送りになることもあります。
起きてしまったことを隠すより、早く申告するほうが選択肢が残ります。時間が経つほど手続きが増えます。
判断が付かないまま見送りになった場合、その企業への再応募は難しくなることがあります。企業側の記録が残るためです。
同じ企業を後日ほかの経路から受けたい場合、推薦の記録が取り下げられているかを確かめてください。退会するときに聞ける項目でもあります。手順は転職エージェントの退会の手順と、その前に取れる選択肢にまとめています。
やってはいけないことばかりではありません。
求人サイトや採用ページで見つけた企業について、担当者に相談することはできます。その企業と契約があれば紹介の形に切り替えられますし、無ければ直接応募すればよいだけです。
相談したこと自体が問題になることはありません。応募する前に相談すれば、重複も起きません。
紹介の形に切り替えると、書類の添削や日程の調整が付きます。直接応募なら間に人が入らないぶん、日程を自分の都合で進められます。違いは転職サイトと転職エージェントの違いと、使い分けの基準にまとめています。
他社で最終面接が近い、という状況を伝えておくと、日程の組み方が変わります。急いで進めるべきか、慎重に見るべきかの判断材料になります。
伝えないまま進めると、内定の時期がばらついて比べられなくなります。同じ時期に結果が揃うように調整するのは、併用しているからこそできることです。
登録した数だけ、面談と連絡と断りの作業が増えます。応募先が増えるほど、台帳の管理も重くなります。
2社から3社が目安になります。3社を超えると、断る作業のほうが時間を取るようになります。
条件で対象になる相手を先に絞ると、社数も自然に決まります。条件別の一覧で対応年齢と対応地域から絞り込めますし、分野を決めていないなら総合型の72件が母数になります。4問の診断なら年齢と勤務地と就業状況で残る数がその場で出ます。掲載している201件のうち78件が年齢の上限を設けていて、48件が対応地域を都道府県で限っています。以下の件数は2026年8月時点のものです。
下のカードは、担当者が求人を紹介する形の1件です。この形では、応募が担当者を経由して企業へ渡ります。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。
4問に答えると、対応年齢・対応地域・就業状況の条件に合うサービスだけが残ります。掲載しているのは転職サービスで、求人情報ではありません。